実家から通えない場所に就職する場合、一人暮らしをするか、寮に入るかで迷っている人もいるでしょう。1人暮らしにも、寮生活にもそれぞれメリット・デメリットがあるので、一概にどちらが良いとは言えません。
例えば、一人暮らしのメリットとしてはプライベートがしっかり確保できることが挙げられます。一人暮らしならアパート・マンション内で職場の人間と顔を合わせる可能性は低いので、プライベートな時間が手に入る上に、最低限のマナーさえ守れば周りに気を使う必要もありません。
また、急な出勤要請が少ない可能性があるというのもメリットの1つです。基本的に、出勤要請は病院の近くに住んでいる人から順に出されます。そのため、寮付きの病院なら寮の入居者から順に要請が出されることになるのです。そのため、病院から少し離れた所に住んでいれば、出勤要請の頻度は少なくなるでしょう。
一方、デメリットとしては通勤時間がかかる、お金がかかる、寮生活をしている職員との間に心理的な溝が生まれるなどが挙げられます。中には、1人が寂しいといったデメリットもあるようです。
寮生活の何よりのメリットは職場との近さでしょう。多くの寮は病院から徒歩5~10分圏内にあります。仕事柄、不規則な生活を送りやすい看護師さんにとっては、職場と近いことは大きなメリットです。また寮内に職場の同期や先輩がいるため友達を作りやすく、仕事の悩みがあっても相談しやすいといった魅力があります。一方で周囲に気を使う、入寮期間に制限がある、出勤要請の頻度が高いなどのデメリットがあります。
このように1人暮らしと寮生活には異なるメリット・デメリットが存在するので、自分の性格やライフスタイルを踏まえて自分に合うタイプを選びましょう。
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