女性が持つべき危機管理意識

一人暮らしは、自分のペースで気ままに暮らせる魅力がありますが、女性の場合は、防犯面で危機管理意識を持つことが重要です。ここからは、女性が安心・安全な一人暮らしライフを送るために、しっかり押さえておきたいポイントを紹介していきます。
まず物件選びで最も重要なのが、その地域の治安です。駅からの帰り道が明るく人通りが多いか、街灯は十分にあるかなど、自分の目で確かめましょう。
昼間だけでなく、夜の時間帯に周辺を下見することも大切です。また、自治体が公開している犯罪発生マップもあるため、参照して安全性を調べておきましょう。
次に、住居の防犯性もしっかりチェックしてください。オートロックやモニター付きインターホン、ダブルロックなど、防犯設備が充実している物件を選ぶのが理想的です。
特に、玄関ドアのつくりや窓の鍵は、空き巣などの侵入犯罪を防ぐうえで重要な部分となります。その際、窓ガラスに防犯フィルムが貼られているか、あるいは自分で貼ることができるかも確認しておくと良いでしょう。
そして、女性が部屋を選ぶ際は、3階以上の部屋が望ましいといわれています。一般的に空き巣は、1階や2階の部屋を狙うことが多いとされているからです。
3階以上であれば、建物外部からの侵入が難しくなるため、より安心して生活できます。ただし、ベランダから隣の建物に侵入されるケースもあるため、隣接する建物の近さや高さもチェックしておいてください。